?時代で変わる「男」「女」の定義?
❤時代變遷的「男」「女」的定義❤
?性による社会的、文化的差別をなくす「ジェンダー平等」が叫ばれる昨今、「男」「女」の定義も変わってきています。新しい言葉をいち早く掲載することに定評があり、8年ぶりに全面改訂された三省堂国語辞典の第八版では、次のように定義されています。
❤消除因為性別而來的社會的、文化的歧視,在現今被叫做「性別平等」,「男」「女」的定義也發生了變化。三省堂國語辭典總是因為能夠及時刊登新詞彙而獲得好評。最近在時隔8年全面修訂的第八版之中定義如下:
?【男】人間のうち、子種を作るための器官を持って生まれた人(の性別)。
?【女】人間のうち、子を生む器官を持って生まれた人(の性別)。
❤【男】人類之中,擁有製造子孫器官而出生的人(的性別)。
❤【女】人類之中,擁有生孩子器官而出生的人(的性別)。
?2014年発行の第七版では、この語釈に続いて「〔法律にもとづいて、この性別に変えた人もふくむ。〕」という説明が追加されていましたが、第八版ではこの説明が「〔生まれたときの身体的特徴と関係なく、自分はこの性別だと感じている人もふくむ。〕」と改訂されました。
では、1960年に発行された三省堂国語辞典の初版では、どう定義されていたでしょうか。
❤2014年發行的第七版中,在這個詞解後方標示了「〔也包括依照法律規定、改變性別的人。〕」的說明、在第八版中,這個說明被修訂為「〔也包括與出生時的身體特徵無關,覺得自己是什麼性別的人。〕」。
那麼,1960年發行的三省堂國語辭典的初版又是怎樣定義的呢。
?【男】人のうちで、力が強く、主として外で働く人。
?【女】人のうちで、やさしくて、子供を生みそだてる人。
❤【男】人類之中,力量强,主要是在外工作的人。
❤【女】人類之中,溫柔,生育及扶養孩子的人。
?男は外で働き、女は家で子育てをするものという固定観念が、辞書にも反映されていました。それから60年の間に、日本では男女雇用機会均等法ができ、男性が育児休業を取るのを促進される時代となりました。また、LGBTQ(性的少数者)への理解を促す取り組みが広がり、肉体上の性別と自分の意識する性別が一致しない人の性別変更を認める法律もできました。
❤辭典中也反映了男性在外面工作,女性在家養育孩子的固定觀念。在那之後的60年間,日本製定了男女雇用機會均等法,是促進男性休育兒假的時代。同時,促進對LGBTQ L:(Lesbian)G:(Gay)B:(Bisexual)T:(Transgender)Q:(Questioning)的理解的措施也擴大了,法律也允許肉體上的性別和自己意識的性別不一致的人變更性別。
?こうした世の中の動きを踏まえて、辞書に掲載される言葉も変わってきています。2019年、アジアで初めて同性の結婚が合法化された台湾で発行されている辞書はどうでしょうか。
❤基於這樣的社會動向,詞典上刊登的詞語也產生了變化。2019年,亞洲首位同性結婚合法化的臺灣出版的辭典又是怎麼解釋的呢?