桜雨、五月雨、青葉雨、夕立、秋霖、氷雨……日本は季節によって様々な雨が降り、その降り方によっても様々な名前が付けられてきました。雨の呼び名は400以上あるとも言われています。よく使われる雨の呼び名のひとつに「時雨(しぐれ)」があります。
秋の終わりから冬の初めにかけて、日本海側や京都盆地、岐阜、長野、福島などの山間部で、突然ハラハラと降り出し、サッとあがり、また降り出す、といった雨が降ることがあります。これが本来の意味の時雨です。雨量は多くありません。
北西の季節風が日本の山脈に当たって冷たい雨を降らせるのですが、東北季節風によって降る台北や基隆の雨も同じ現象かもしれません。俳句の季語は冬。松尾芭蕉の忌日(陰暦10月12日)を「時雨忌」と言います。
時雨がよく使われるのは、本来の意味から膨らんで、冷たく「通り雨」「にわか雨」的な小雨を全て時雨と言うようになったということがあるのでしょう。時雨は、いつ降ったか、どんな風に降るかで、さまざまな表現があります。朝は「朝時雨」、夕方は「夕時雨」、夜の時雨は「小夜(さよ)時雨」と言います。時雨の季節が進むと、雨に雪が交じるようになり、雪になると「雪時雨」に変わります。
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櫻雨、五月雨、青葉雨、夕立、秋霖、冰雨⋯
在日本會因為季節而降下各式各樣的雨,因降雨方式的不同,也被命名成各種不同的名字,總共有400種以上的慣稱。在對雨常用的慣稱中有一個被稱為「時雨」。
從秋天結束到冬天的剛開始、在日本沿海、京都盆地、岐阜、長野、福島等山上地區,會有突然簌簌下起又迅速停止,然後又下的陣雨,這就是本來原意的時雨,雨量也不是太多。
雖然是因西北季風碰上日本山脈而降下寒冷的雨,但跟台北、基隆因東北季風所降的雨也許是同一種現象。在俳句的季語中代表的是冬,而松尾芭蕉的忌日(農曆10月12日)也被稱為時雨忌。
經常在使用時雨上,會擴大本來的意思,連寒冷的陣雨、驟雨般的小雨都會被說是時雨。時雨在何時所降、什麼樣的風向下所降,有各試各樣的表現方法。早上有「朝時雨」、黃昏時有「夕時雨」、夜晚時下的時雨,也被稱為「小夜時雨」。隨著時雨的季節前進,會變成雨跟雪交雜著下,當變成雪的話,就變成「雪時雨」。
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