ミイラ取りがミイラになる

「キエフ」から「キーウ」へ、地名は変わる
2022-04-27
新語
2022-04-27
🎉◎ミイラ取りがミイラになる(みいらとりがみいらになる)
🎉「ミイラ」とは、死体が腐らずに乾燥して固まったものです。古代エジプトでは、死者の復活を信じ、死体を乾燥させて防腐剤を塗り、麻布で厳重に巻いてひつぎに納めました。
❤所謂「木乃伊」,是屍體不腐爛、乾燥凝固而成的東西。 在古埃及,人們相信死者的復活,將屍體乾燥後塗上防腐劑,用麻布纏繞後放在棺材裏。
🎉当時のミイラ薬(防腐剤)は貴重な万能薬として信じられていました。ミイラ薬は死体のミイラから取れるので、ミイラを探す盗賊「ミイラ取り」がたくさん現れました。
❤當時的木乃伊藥(防腐劑)被認為是貴重的萬能藥。 因為木乃伊藥是從屍體的木乃伊中選取的,所以出現了很多尋找木乃伊的盜賊「偷木乃伊」。
🎉ミイラを盗むためには熱く乾燥した危険な砂漠を通らなければなりません。盗賊のなかには砂漠の過酷さに命を落とす者もいました。ミイラ取りがミイラになったのです。
❤為了偷木乃伊,必須要經過炎熱乾燥的危險沙漠。 盜賊中也有因為沙漠的殘酷而喪命的人。為了取木乃伊變成了木乃伊。
🎉この話が日本に伝わり、江戸時代に広く流布されるようになりました。そして、ことわざ「ミイラ取りがミイラになる」が生まれました。
❤這個故事傳到了日本,在江戶時代廣為流傳。諺語「為了取木乃伊變成了木乃伊」誕生了。
🎉意味は、"人を連れもどしに出かけた者が、そのまま帰ってこなくなる、相手を説得するはずが、逆に相手に説得されてしまう"ということです。
例えば、息子にそろそろゲームを止めるように言いに行ったお父さんが、息子と一緒にゲームに夢中になっていた。例えば、意見を変えるよう説得に行ったのに、反対に説得されて相手と同意見になってしまった。そんな時にこのことわざを使います。
❤意思是“要去帶人回來的人,就那樣不回來了““本應該說服對方的,但反而被對方說服”。
比如說,去勸說兒子差不多該停止遊戲的父親,和兒子一起沉迷於遊戲。 比如說,我去勸說他改變意見,但他卻被反對說服,結果和對方意見相同。 這種時候會使用這句諺語。
🎉[例文]
※迷子を探しに行ったのに、今度はあいつが迷子になっている。ミイラ取りがミイラになるとはこのことだ。
※タバコの危険性を訴えていた彼が、今では毎日吸っている。ミイラ取りがミイラになるなんて。
※相手の政党から逆に説得されてしまう可能性もある。ミイラ取りがミイラにならないといいのだが…。
※大型バイクは危ないからやめるようにと言っていたくせに、今では彼も大型バイクに乗っている。ミイラ取りがミイラになった。
※部長を探しに行った彼までいなくなった。これこそ、「ミイラ取りがミイラになる」だ。
❤[例句]
※明明去尋找迷路的孩子,這次那傢伙卻迷路了。 去找木乃伊的人自己也變成木乃伊。
※他曾訴說吸烟的危險性,但現在每天都在吸烟。 去找木乃伊的人自己也變成木乃伊。
※也有可能被對方政黨反過來說服。去找木乃伊的人自己也變成木乃伊…。
※他明明說過重機很危險所以不要騎了,但現在他自己也騎著重機。去找木乃伊的人自己也變成木乃伊。
※連去找部長的他都不在了。這就是所謂的「去找木乃伊的人自己也變成木乃伊」。