❤◎能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)
?有本事的老鷹會將爪子隱藏起來
❤普段は目立たない大人しそうな人が、実は空手3段だったとか、5ヶ国語が話せるとか、書道の達人だったとか……思わぬ能力に驚くことがあります。そんな時その人を褒めるためによく使うことわざが「能ある鷹は爪を隠す」です。素晴らしい能力を持っている人はその能力を隠す、というわけです。
?平常看起來是個不起眼且沉穩的人、實際上是空手道三段、且會說五國的語言、並且是書法達人……有時會被他意想不到的能力嚇到。在這種情況為了誇獎而經常使用的諺語「能ある鷹は爪を隠す」。
意思是擁有極佳能力的人,將此能力隱藏俗稱「真人不露相」。
❤しかし、このことわざは他人への「褒め言葉」としてだけあるわけではありません。素晴らしい能力を持っていても、それを見せびらかしたり自慢したりしてはいけないという、戒めの意味もあるのです。
?但是,這句諺語並不僅僅是作為對他人的「讚美之詞」。 即使擁有優秀的能力,也不能賣弄、驕傲,這也是警戒的意義。
❤意味:実力のある者ほど、それを表面に現さない。すぐれた人物は、自分の能力をひけらかしたり自慢したりしないものだ。
?意思:越是有實力的人,越不會把能力表現出來。 優秀的人不會炫耀自己的能力,也不會驕傲。
❤由来:有能な鷹は獲物を捕らえる時、獲物に気付かれないように爪を隠すと言われている。しかし、実際には鷹が爪を隠すということはなく、鷹はむやみに爪を立てて相手を威嚇しないことからこのことわざが生まれた。
?由來:據說有能力的鷹在捕捉獵物的時候,會為了不讓獵物發現而把指甲藏起來。 但是、實際上並不是老鷹隱藏了爪子,而是老鷹不胡亂豎起爪子威嚇對方,所以才有了這句諺語。
❤※田中さんはいつも静かで大人しい人だが、「能ある鷹は爪を隠す」で、実は剣道3段らしい。
?※田中先生總是一個安靜、老實的人,但實際上是一個「大隱於市」的劍道3段高手。
❤※伊藤さんが中国語で話しているのを偶然見た。中国語ができるなんて知らなかったからビックリ。「能ある鷹は爪を隠す」だね。
?※偶然看到伊藤先生用中文說話。 因為不知道會中文,所以感到驚訝。真是「真人不露相」啊。
❤※いつも遊んでばかりいるようにみえる同僚が成績トップになった。まさに「能ある鷹は爪を隠す」だ。
?※看起來總是在玩的同事成績變成了第一。果然是「不顯山,不露水」的人。
❤※あまり自慢し過ぎないほうがいいですよ。「能ある鷹は爪を隠す」と言うでしょう。
?※不要太過自誇哦。 俗話說「真人不露相」。
❤「能ある鷹は爪を隠す」は、謙虚さや奥ゆかしさを尊ぶ、いかにも日本人好みのことわざです。しかしまた、外国の方からよく批判されることわざでもあります。能力があるなら隠さないで堂々とアッピールした方がいいのではないかといった意見です。さて、皆さんはどう思われますか。
?「能ある鷹は爪を隠す」崇尚謙虛和典雅、完全是日本人喜歡的諺語。但是,這是經常被外國人用於責備的諺語。 如果有能力的話,不要隱瞞,堂堂正正地表現不是更好嗎。 那麼,大家是怎麼想的呢。