何歳から大人？ 大同小異の日本と台湾
子どもはいつ、大人（おとな）になるんでしょうか。日本では、毎年1月の第2月曜日が「成人の日」として国民の祝日に定められています。日本各地で20歳（はたち）になった人を招いて成人式が開かれ、振袖（ふりそで）やスーツなどで着飾った新成人たちの社会への門出（かどで）を祝います。
日本では明治以来、「20歳をもって成年とする」という定めが140年以上続いていましたが、民法が改正されて、2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられます。台湾でも20年12月、成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正案が立法院（国会）で可決され、23年1月に施行されることになりました。時期は少しずれますが、足並みがそろいます。
成年に達すると、親の同意を得なくても、自分の意思でさまざまな契約ができるようになります。日本では、これに先立って、公職選挙法の選挙権を行使できる年齢が20歳から18歳に引き下げられ、16年から18歳と19歳の若者も投票できるようになりました。台湾では、選挙権の年齢引き下げには憲法改正が必要で、まだ時間がかかります。
一方で、日本では、成人年齢が下がっても、飲酒や喫煙、競馬・競輪などは健康への影響やギャンブル依存症対策などから、これまで同様、20歳にならないとできません。台湾では以前から、飲酒、喫煙、檳榔（ビンロウ）をかむなどの行為は18歳になれば認められています。日本と台湾では、嗜好品に対する考え方や風習の違いがあるのでしょう。
コロナ禍で、日本各地の成人式は中止や延期になるところもあります。成人年齢が18歳になると、受験や就職活動で忙しくて参加できないのでは、という声も上がっています。これから大人になる少年、少女たちは、18歳になったら、何をしたいですか。そのころにはコロナ禍が終息し、お祝いができるといいですね。
幾歲開始算是大人呢?大同小異的日本與台灣
孩子從什麼時候開始算是成年呢?在日本，每年1月的第二個星期一被定為「成人日」，是國民的節日。會為日本各地年滿20歲的人舉行成人式，祝福這些穿著振袖（ふりそで）或西裝的新成人們進入社會後能一帆風順。
日本從明治時期以來，「20歲就是成年」的規定持續了140年以上，但是在民法修訂過後，成年的年齡將從2020年4月開始下修為18歲。台灣的立法院(國會)也於2020年12月通過了將成人年齡從20歲調降至18歲的修正案，並於2023年1月實施。雖然時期不完全相同，步調卻是一致的。
成年之後，即使沒有獲得父母的同意，也可以根據自己的意願簽訂各種不同的契約，日本在修正成人年齡之前，先行將能夠行使公職選舉的投票權年齡，從20歲降低為18歲，從2016年開始18歲及19歲的年輕人也能進行投票。在台灣，降低選舉權的年齡需要修改到憲法，因此還需要時間。
另一方面，在日本即使是調降了成年的年齡，針對抽菸、喝酒、賽馬、賽車之類會影響健康以及根據防止賭博成癮對策相關法條的項目，都跟修改法規前一樣，需要年滿20歲才可以參與。台灣則是從以前開始，只要年滿18歲，就允許吸菸、喝酒、抽菸等等的行為。在台灣及日本，對於嗜好品的看法與風俗習慣都不太一樣吧?
因為疫情的關係，日本各地有許多的成人式必須延期或是停辦，也開始有人們反應，若將成年年齡調降為18歲的話，因為忙於考試及就職活動就無法參加了。今後即將長大成人的少年、少女們，18歲之後想要做些什麼呢?如果到時候疫情能夠平息，可以如期舉辦成人式的話就太好了呢!
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