◎梅雨(つゆ・ばいう)
梅雨の元々の読み方は「ばいう」だったのですが、江戸時代に「つゆ」とも読むようになりました。現在は「つゆ」「ばいう」とも両方使われています。しかし、梅雨が付く言葉で「ばいう」と読むのは気象用語の「梅雨前線(ばいうぜんせん)」ぐらいで、ほとんどは「つゆ」と読みます。
梅雨とは、5月から7月にかけて、東アジア(台湾、中国沿海部、韓国、北海道・小笠原諸島を除(のぞ)く日本)でみられる、曇りや雨の日が多くなる時期のことです。北の高気圧と南の高気圧がぶつかって、東西に長くのびる前線ができ、多くの雨をもたらします。この前線を梅雨前線と言います。
目安としては、台湾では5月中旬ごろに梅雨前線による長雨が始まり、6月中旬ごろに終わります。前線は時間とともにゆっくり北上し、日本の本州では6月中旬ごろから梅雨が始まって、7月下旬ごろまで続きます。
どうして「梅雨」と呼ばれるようになったのでしょうか。二つの説があるようです。一つは、梅の実が熟(じゅく)すころの雨だからという説。もう一つは、黴(かび)が発生しやすいから「黴雨(ばいう)」になり、それを「梅」に変えて「梅雨」としたという説です。
梅雨は雨が降り続いて鬱陶しい時期ですが、この季節ならではの花を観る楽しみもあります。
梅雨の時期を代表する花を3種類紹介します。しとしとと降る雨に花や葉が濡れる様子は、 実に情緒あふれるものです。
紫陽花(あじさい)
梅雨に咲く花の代表格です。紫やピンクの花と緑の葉は、雨に濡れると一層鮮やかさが際立ちます。日本各地にアジサイの名所があります。
菖蒲(しょうぶ)
青、白、ピンク、紫など、色とりどりの種類があります。優美な雰囲気の菖蒲華は、梅雨の時期に見ごろを迎えます。雨の日本庭園によく似合います。
睡蓮(すいれん)
5月ごろから花を咲かせます。花色は、白、赤、ピンク、黄色、紫、青、と非常に豊富(ほうふ)です。水面に浮かぶ睡蓮は、しとしと雨との相性も抜群です。
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雖然梅雨原本的唸法為「ばいう」,到了江戶時代時變成讀做「つゆ」,現在則是
「つゆ」、「ばいう」兩種唸法都被使用。寫作「梅雨」讀做「ばいう」為氣象用語,像是「梅雨前線(ばいうぜんせん)」之類的,其餘大多唸做「つゆ」。
梅雨是從5月到7月,能在東亞地區(台灣、中國沿海、韓國、北海道・日本(北海道・小笠原諸島除外))見到,是多為陰天或雨天的時期。北方的高壓與南方的高壓相碰,生成向東西方延長的鋒面,帶來多雨的天氣,而這個鋒面就稱作「梅雨前線(梅雨鋒面」。
作為標準,台灣在5月中旬左右會因為梅雨鋒面的關係,開始長時間降雨,約會在6月中旬結束。因為鋒面會隨著時間慢慢北上,日本的本州會在6月中旬開始下起梅雨,持續到大概7月下旬。
為何會被稱作「梅雨」呢?似乎存在著兩種說法,一個為因為是在梅子成熟時後下的雨的這一說,還有另一個為因為容易長黴變成黴雨,將「黴」改成「梅」這一個說法。
雖說梅雨是雨持續下著,心頭鬱悶的時期,在這個季節特有的是賞花的樂趣。這裡介紹3種代表著梅雨季節的花,淅瀝淅瀝降下的雨淋溼花或葉子的樣子,真的能讓人湧現許多情緒。
紫陽花(繡球花)
在梅雨中綻放的花的代表,紫色、粉色的花和綠色的葉子,被雨淋濕後會更加鮮豔,日本各地皆有賞繡球花的著名景點。
菖蒲
藍、白、粉紅、紫色等等,有各式各樣的顏色,有著優美氛圍的菖蒲,在梅雨時期迎來正是欣賞的時候,與雨中的日本庭院特別相襯。
睡蓮
從5月份左右花朵盛放,花的顏色有白、紅、粉、黃、紫、藍非常豐富,於水面上浮著的睡蓮,與淅瀝淅瀝的雨非常相配。
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