オンライン授業の普及で生まれた「対面授業」
因網路授課的普及而產生的「面對面教學」
コロナ禍で、日本語学校でもオンライン授業が増え、教室に通って行う授業を「対面授業」と言うようになりました。授業とは「学校などで学問や技芸を教え授けること」(日本の国語辞典『大辞泉』)であり、本来、教師と学習者が顏を合わせてやるものですが、インターネット経由で画面を通して行うオンライン授業が広がったため、従来の授業にわざわざ「対面」という言葉を添えるようになりました。
由於新冠病毒肆虐,日本的語言學校多數也轉成了線上授課,去教室上課被稱為「面對面教學」。所謂授課是指「在學校等地教授學問和技藝」來源於(日本國語辭典《大辭泉》),原本是教師和學習者面對面進行的,但是因為經由網絡通過畫面進行的線上授課被廣泛的使用,所以在以前的授課中特意添上了「面對面」這個詞。
新しいものが登場し、これまで当たり前だったものがそうではなくなったとき、旧来のものに改めて名前がつけられることがあり、それを「再命名(英語でretronym、レトロニム)」と言います。
新的東西登場,至今為止認為理所當然的事物變得不再是往日那樣時,舊的東西有重新被命名的時候,那個被稱為「再命名(英語retroonym,レトロニム)」。
デジタルカメラの登場で、従来のカメラを「フィルムカメラ」と呼び、動画を撮るビデオカメラの出現で、写真(静止画)を撮るカメラを「スチールカメラ」と呼びようになったのが一例です。
數位相機的登場,以前的相機被稱為「底片相機」,由於拍攝動畫的攝像機的出現,把拍攝照片(靜止畫面)的相機稱為「靜態相機」是一個例子。
携帯電話が登場すると、有線で音声をやりとりする従来の電話を日本では「固定電話」と呼びようになりました。さらに画面をタッチするだけでパソコンと同じように使えるスマートフォン(スマホ)が現れると、旧来の携帯電話は「ガラパゴス化した携帯電話」という意味で「ガラケー」と呼ばれるようになりました。ガラパゴスは太平洋の赤道直下にあるエクアドル共和国の島ですが、この島に生息する動植物は独自の進化を遂げたことが知られています。IT(通信技術)やサービスなどが国際規格とは違う方向で発達していった日本の携帯電話などを指して「ガラパゴス化」という言葉も生まれました。
手機一登場,以前得有線電話在日本被稱為「固定電話」。再加上只要觸摸畫面就能像電腦一樣使用的手機(智能手機)出現後,以前的手機就變成了「加拉巴哥化的手機」,所以被稱為「ガラケー」。加拉巴哥斯是位於太平洋赤道正下方的厄瓜多爾共和國的島,但是在這個島上生活的動植物實現了獨自的進化。 「加拉巴哥化」是指IT(通信技術)和服務等在與國際標準不同的方向上發展起來的日本手機等。
電気自動車やハイブリッド車(ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて走る車)が普及して、従来の車は「ガソリン車」と呼ばれるようになりましたが、無人の自動運転車が普及すると「手動運転車」、空飛ぶ車が実用化されれば「陸上走行車」などと呼ばれる時代が到来するかもしれません。
隨著電動汽車和混合動力車(汽油發動機和電動馬達組合行駛的汽車)的普及,以前的車被稱為「汽油車」,但是無人駕駛的自動車普及後,就變成了「手動駕駛車」、如果飛行車被普及化的話,被稱為「田徑運動車」的時代也許會到來。