石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる) (意味:小心謹慎)
雑誌の性格診断のコーナーに、こんな質問がありました。朝、アラームが鳴っています。あなたは目を開けずにアラームを止めますか?それとも目を開けてからアラームを止めますか?
前者は、朝起きた時まず「体を起こす」人。とりあえず手探りでアラームを止めにかかる行動派です。後者は、起きた時まず「目を開ける」人。アラームの場所を目で確認してから止める慎重派だそうです。
大胆に行動することも、用心深く慎重になることも、時と場合によって使い分けることが必要だと思いますが、慎重派を “絵に描いたような” ことわざがありました。「石橋を叩いて渡る」です。ビジネスシーンでもよく使われます。
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在雜誌的性格診斷專欄,有著這麼一個問題。早上鬧鐘一直持續地響著,你會眼睛都沒張開就把鬧鐘關掉,還是先睜開眼再關掉鬧鐘呢?
前者屬於起床時,「身體也起來」的人,總之先用手找看看,著手關掉鬧鐘的行動派。後者為起床時首先「先把眼睛睜開」的人,先用眼睛確認鬧鐘的位置後再關掉它的慎重派。
大膽的行動也好,小心謹慎也罷,我覺得是必須根據時間和場合分別使用的,有著這麼一句像把慎重派描繪下來一般的俗諺-「石橋を叩いて渡る」,在商業場合上也經常被使用。
意味:堅固そうに見える石橋でも、叩いてその堅固さを確かめてから渡るということ。用心深く慎重に丁寧に物事を行うこと。
(就連看起來堅固的石橋,也必須敲擊確認勞不牢固後才過橋,小心慎重,三思後才去做。)
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由来:昔は木造の橋が多く、壊れやすいものだった。石橋ができた時、多くの人は「これなら壊れることはないだろう」と思った。しかし、そんな硬い石橋でも、叩きながら安全性を確認しないと渡れないという人もいた。その様子から、このことわざが生まれた。
「石橋を叩いて渡る」には、慎重さを「褒める場合」と、過剰な用心深さを「皮肉る場合」の、プラスとマイナスの2パターンの使い方があります。
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在以前因為有很多木造的橋也經常容易壞,再能建起石橋後,許多人都覺得「因為是石橋所以不會壞吧」。但是,即使是如此堅硬的石橋,也有邊敲擊著石橋,再沒確認安全性前不過橋的人,也因為這個場景誕生了這個諺語。「石橋を叩いて渡る」有讚美小心謹慎及挖苦過多的戒慎恐懼,正面及反面的兩種用法。
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【正面意思的例句】
※彼女は石橋を叩いて渡るような人なので、絶対に忘れ物をしない。
(它是個小心謹慎的人,絕對不會忘記東西)
※部長は常に石橋を叩いて渡る。だから、今まで一度も大きな失敗がない。
(部長總是小心謹慎,因此到現在沒有失敗過)
※この企画には我が社の命運がかかっている。石橋を叩いて渡るくらいの気持ちで進めてほしい。
(這個企劃攸關我們公司的命運,希望保持著小心謹慎的心去實行)
【負面意思的例句】
※石橋を叩いて渡ることも大切だが、時には勝負することも必要だ。
(雖然謹慎行事很重要,但有時也是要決一勝負的)
※石橋を叩いて渡る性格の僕は、目の前に現れたチャンスを何回も逃してしまった。(性格小心謹慎的我,對於眼前出現的機會不知道已經逃避了幾次)
※慎重さは大事だが、何でもかんでも石橋を叩いて渡ればいいというものではない。(雖然謹慎是很重要的,但也不是什麼都謹慎行事就是最好)
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