以下の状況を想像してみてください。
レストランで、食べるものを決めている2人の会話です。
A:何を食べる?
B:ぼくはうなぎだ。
友達と食事をしに行って、店内で食べるものを決めている時、友達に「何にするか決めた?」と聞かれて、みなさんは何と言いますか。日本人の中ではこのように「ぼくはうなぎだ」と答える人がいます。これはもちろん“I am an eel.”という意味で言っているわけではなく、「ぼくはうなぎを食べる」という意味なのはすでにお気づきだと思います。
このように、述語を省略して「~は~だ。」「~は~です。」「~は~。」で置き換える言い方を、日本語では「うなぎ文」と言います。どうして「うなぎ」文という名前なのかはいったん置いておいて、日本語ではこのような会話は日常生活の中でよく使われています。ではどんな状況で使われているのでしょうか。
①【居酒屋で注文する時】
A:ビールの人〜?
B/C:は〜い。
D:あ、わたしはウーロン茶!
②【乗っているバイクの話題になった時】
A:何のバイクに乗ってるの?
B:ぼくはカワサキ。
③【バス乗り場で、バスの行き先を聞く時】
A:すみません、このバスは品川へ行きますか。
B:このバスは新宿ですよ。
④【iphoneの充電器を借りる時】
A:ごめん、充電器持ってる?
B:あ、おれはandroid。
⑤【スマホのテレビCMのキャッチコピー】
だからわたしは、
⑥【地下鉄で車掌に乗り換える駅を尋ねる時】
A:すみません、渋谷へ行きたいですが、どこで乗り換えますか。
B:渋谷は永田町ですよ。)
(補足説明:渋谷へ行くには、永田町駅で乗り換えるという意味。)
いかがでしたか。
日本語を勉強する人にとって、この述語の省略というのは、ときに難しく感じる時があるかもしれません。日本語を学習している人の中には、助詞「は」と「が」の区別が難しいと思う人は少なくないと思います。助詞「は」は文の主題(題目)を表していますが、うなぎ文を見てみると、日本語の助詞「は」というのが「主語」を表しているわけではなく文全体の「題目(主題)」を表しているということがよくわかりますね。
以上、「うなぎ文」の紹介でした。
日本人の友達・同僚が「うなぎ文」を言っていても、あわてずに理解できたらいいですね
請想像以下的情況
這是在餐廳裡,兩個人正在決定要吃什麼的對話。
A:要吃什麼呢?
B:我要鰻魚。
和朋友一起去吃飯,在餐廳裡決定要吃什麼時,被朋友問「決定好要吃什麼了嗎?」的話,大家會怎麼回答呢?在日本也有人會用「我是鰻魚(ぼくはうなぎだ)」這種說法。這當然不是”I am an eel.”的意思,而是「我要吃鰻魚」的意思,我想大家也都注意到了。
像這樣省略掉謂語「~は~だ。」「~は~です。」「~は~。」的說法,日文稱之為「うなぎ文」。至於為什麼會叫「うなぎ」文這個名字呢?我們先撇除不說。在日文裡面,類似這樣的對話在生活中很常被使用,那又會使用在哪些情況呢?
①【在居酒屋點餐時】
A:要點啤酒的人~?
B/C:我~
D:啊、我是烏龍茶!(我要點烏龍茶)
②【討論機車話題的時候】
A:你騎什麼車呢?
B:我是カワサキ(品牌)。(我騎的是Kawasaki品牌的車)
③【在公車站、詢問公車目的地的時候】
A:不好意思,這台公車會開往品川嗎?
B:這台是新宿喔!(這台車是開往新宿喔!)
④【借Iphone充電器的時候】
A:抱歉,你有帶充電器嗎?
B:啊、我是android。(我用的是android)
⑤【智慧型手機的電視廣告標語】
所以我是,Xperia
⑥【在地鐵向車掌詢問轉乘資訊時】
A:不好意思,我想要去涉谷,要在哪裡換車呢?
B:涉谷是永田町喔!
(補充說明:意思是要去涉谷的話,需要在永田町站換車)
大家認為怎麼樣呢?
對學習日文的人來說,這樣省略掉謂語的用法,可能有時候會感到困難。在學日文的人們之中,難以區別助詞「は」及「が」的人也不少。助詞「は」為表示句子的主題(題目),但從うなぎ文來看,日文的助詞「は」並不是表示「主語」,而是表示整個句子的「題目(主題)」。
以上就是「うなぎ文」的介紹。
當日本的朋友或同事使用「うなぎ文」時,也不慌不忙的理解就好了呢!
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